写真

朝は東へ、日暮れは西へ向かうのが心地よい

この写真は、朝日に照らされる枝垂桜の木をオールドレンズのミノルタmrokkor40mmf2で撮影したものである。

私は毎朝の通勤時間が好きだ。それがなぜなのか最近になって分かったような気がする。

会社までの約3kmの道のりを歩いて通勤しているが、会社が自宅から東の方角にあるので、太陽を正面に見ながら歩いている。

夏場の暑さ(今年は特に)との戦いにより、オフィスに着く頃には汗だくになってしまうが、気分は晴れやかだ。

逆に雨の日は、地下鉄で通勤するため所要時間も短く、クーラーの効いた通勤路となるが、気分がいまいち上がらない。

それは単に天気が良いか悪いかの違いなのではないかとも思ったが、私は、日差しを正面に浴びる時間が大切であるような気がするのである。

 木々や花々が逆光で見える様も好きなのだ。夏の終わりになるといつもサルスベリの花を沢山撮ってしまう。

帰り道も同様で夕日に向かって帰路につくと心も体も不思議と仕事モードからの切替がスムーズな気がする。

人間に備わる性質なのか、私の思い込みなのかは定かでは無いが、最近ふと思ったことをつらつらと書いてみた。お付き合い頂きありがとうございました。