新たにソフォラ・リトルベイビーという可愛い観葉植物を迎え入れましたので育て方をまとめました。
現在ソフォラを育てている方やこれから育てる予定の方も是非参考にしてみてください。
それではいってみましょう!
ソフォラ・リトルベイビー とは?
科目はマメ科ソフォラ属、原産国はニュージーランドのオーストラリア東岸温帯夏雨気候区の植物で別名として「メルヘンの木」という可愛らしい名前がついてます。
特徴は、その名どおり、カクカクと折れ曲がった茎の節から5mmに満たない小さい葉が7〜10枚きれいに並んだ可愛らしい見た目をしています。
また、樹皮はサルスベリのようにツルツルとしており、春〜初夏に黄色の花をつけます。
主な性質は以下の通りです。
- 日光が大好き
- 耐暑性が強い
- 耐寒性が強い
- 乾燥に弱い
- 過湿に弱い
日当たりの良い場所を好み、耐陰性はありません。
また、耐寒性は強く、霜や雪が当たらなければ0℃程度まで耐えられるため、屋外でも越冬可能ですが、できれば冬は屋内にて10℃以上での管理が望ましいです。
ソフォラ・リトルベイビーの育て方
続いて育て方について解説していきます。
置き場所
ソフォラは日光が大好きなので日当たりの良い場所に置きましょう。
基本的に屋外で管理した方が健康に育ってくれます。
ただし、真夏に急に屋外に出すとびっくりして葉焼けを起こしてしまうので真夏は半日陰で管理しましょう。
また、耐寒性が強いため雪や霜が下りなければ0℃程度まで外で管理できますが、冬は屋内で10℃以上で管理してあげた方が望ましいです。
そのときの注意点として、乾燥に弱いため暖房の当たらない場所に置きましょう。
水やり
水やりは夏と冬で管理方法が異なりますので、それぞれ分けてご説明します。
夏場の水やり
土の表面が乾いてきたら鉢底から滲み出すくらいたっぷりと水をあげてください。
また、ソフォラは葉からも水を吸収するため、通常の水やりよりも葉水でバランスを取ってあげると良いです。
毎日(できれば1日2回)葉水をあげましょう。
ウォーターサンドで鉢底に穴がない器を使って育てている場合は、器の5分の1から4分の1程度まで水を入れておき、水が完全になくなったら継ぎ足すと良いです。
冬場の水やり
朝の気温が20℃を下回るくらいの時期から徐々に水を吸わなくなりますので、水やりの回数も減らしていきます。
気温が10℃を下回ったら少し乾かし気味にしましょう。
ただし、乾燥に弱いため、葉水は欠かさない方が良いです。
管理温度
耐暑性があるため、暑さはあまり意識しなくても良いです。
20℃を超えた春頃から生育期に入ります。
耐寒性も0℃程度と観葉植物の中では比較的耐性がある方ですが、雪や霜には弱いため、できれば冬は室内で10℃以上で管理するのが良いようです。
植え替え
植え替え時期は5〜6月頃がおすすめです。
真冬と真夏は避けましょう。
また、マメ科の植物に共通の特徴として根をいじられるのを嫌う性質がありますので、土はなるべく落とさず増し土で植え替るのがポイントです。
おすすめの土
ソフォラは水はけの良い土を好みますので、粒の大きめの観葉植物用の土や観葉植物用の土に川砂やバーミキュライト・パーライトをブレンドしたものがおすすめです。
ブレンドする場合は、6:4の赤土と腐葉土を使い、川砂で水はけを調整すると良いでしょう。
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肥料
ソフォラは特に肥料が無くても育ってくれますが、肥料を与える場合は4〜9月頃に緩効性化成肥料の液体肥料等を2〜3回/月に分けて与えましょう。
液体肥料は1週間程度しか持たないので分けて追肥すると良いです。
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増やし方
『挿し木』により比較的簡単に増やすことができます。
方法
- 枝の長さを10cm程度に切り、下から3〜4節くらいまでの葉を全て切り落とします。
- 葉をとった節の部分が土に埋まるように挿して、枝が動かないように湿度を保って明るい日陰で管理します。
- 2〜3ヶ月程度で根が生えてきます。
時期
梅雨の時期は湿度が高く土の水分が蒸発しにくいため、梅雨の5〜6月に挿し木を行いましょう。
真夏の日差しが強い時期はそのまま日陰で管理し、秋に植え替えをするとった流れがおすすめです。
病気・害虫対策
ソフォラは基本的に病害虫が付きにくく丈夫で育てやすいですが、稀にカイガラムシが付くことがあります。
カイガラムシは風通しの悪い環境で発生しやすく、放っておくとすぐに繁殖し、すす病などの原因にもなりますので、幼虫を見つけたら早めに駆除しましょう。
成虫となってしまった場合は殻で覆われているため薬剤が効きにくいですが、歯ブラシ等で除去することができます。
まとめ
ソフォラ・リトルベイビーは丈夫で育てやすい観葉植物ですが、耐陰性がなく、乾燥に弱いという点に注意が必要です。
日の当たる明るい場所で毎日葉水を与えてあげましょう。
実は私も以前ソフォラを枯らしてしまった経験があり、今回が2度目ですが、正しい育て方により、可愛い新しい葉っぱが出てきました!
可愛くおしゃれな観葉植物なので枯らさないようにしっかり管理していきたいですね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
他にも観葉植物の育て方や日記を書いていますので読んでみてください。
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