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パキポディウム・サキュレンタム の育て方【初心者にもわかりやすく解説】

uwamezukai

前々から気になっていた塊根植物「パキポディウム・サキュレンタム」をついに我が家に迎え入れました!

この記事では、育てるにあたって調べたこと・実践している管理方法をまとめています。
[chat face=”8A17CDAD-1ED8-487D-8BE7-618E51B3FF3C-e1744520615237.jpg” name=”ワポチ” align=”left” border=”none” bg=”blue”]・大切な家族として健康に育てたい!
・ぽてっと丸みのある素敵な株に育てたい!
そんな方に向けて、分かりやすく紹介していきます![/chat]

パキポディウム・サキュレンタム とは?

パキポディウム・サキュレンタムの基礎情報

  • 科目/キョウチクトウ科パキポディウム属
  • 原産国/南アフリカ(東ケープ州~西ケープ州南部)
  • 名前の意味/“succulentum”=”多肉質”
  • 別名/“天馬空(てんまくう)”・”友玉(ゆうぎょく)”

[chat face=”8A17CDAD-1ED8-487D-8BE7-618E51B3FF3C-e1744520615237.jpg” name=”ワポチ” align=”left” border=”none” bg=”blue”]草もまばらな小石だらけの痩せた土地に自生しているんだよ![/chat]

パキポディウム・サキュレンタムの特徴と性質

特徴は太い紡錘形(ボトル型)の塊根
大きく育つと直径1m近くになることもあります。
また塊根の頂点から棘のある枝を分岐しながら伸ばし、こちらも最大で長さ1m近くまで伸びることがあるようです。

初夏には白×ピンクの美しい花を咲かせます。
花弁が大きく裂けているのが特徴です。

パキポディウム・サキュレンタム の性質

  • 日光が大好き!
  • 耐暑性◎
  • 耐寒性◎(氷点下にも耐える)

【注意点】
真夏の強すぎる直射日光には要注意!
葉がしおれることがあるので、夏場は軽い遮光をすると安心です。

日当たりの良い場所を好み、日光が不足すると枝が必要以上にひょろひょろと伸びてしまい花芽の付きも悪くなってしまいます。

また、 冬季には寒くなる地域に自生しているため、マダガスカル原産の他のパキポディウムと比較して耐寒性は強く氷点下でも耐えることができます
私も年中屋外(@大阪)で育てていますが、問題なく越冬できています。

パキポディウム・サキュレンタムの育て方

置き場所

  • 基本は「日当たり良好&風通し良好」な場所へ。
  • 梅雨明け以降は雨ざらしOK。ただし真夏の直射日光は避けましょう。
  • 冬は断水して休眠させる&日光管理で屋外越冬も可。

[chat face=”8A17CDAD-1ED8-487D-8BE7-618E51B3FF3C-e1744520615237.jpg” name=”ワポチ” align=”left” border=”none” bg=”blue”]冬は雨風を避けた日当たりの良い場所に置こう!休眠中もなるべく日光に当て、日中に鉢内と植物自体の温度を上げてあげると耐寒性が増すよ!
小さい株は体力がないから室内で越冬させた方が安心だよ
[/chat]

水やり

春〜夏(成長期)

  • 新芽が出たら徐々に水やり回数を増やす。
  • 梅雨明けまでは「完全に乾いて数日後に水やり」。
  • 梅雨明け後は「表面が乾いたらたっぷり水やり」。
  • 真夏は毎日水やりしてもOK(晴れ&風通しが良い場合)。

春になると新芽が徐々に展開し始めますが、いきなり沢山水やりをせず、少しずつ回数を増やしてあげましょう

秋~冬

  • 涼しくなったら水やりを徐々に減らす。
  • 本格的に寒くなったら断水管理へ切り替え。

おすすめの土

[box04 title=”最適な土の特徴”]

  • 多肉植物用の粒の大きな土(観葉植物用の土)
  • 観葉植物用土+川砂・バーミキュライト・パーライトをミックス
  • 赤玉7:腐葉土3のブレンド+川砂で水はけを調整[/box04]

〔🌱 私のおすすめ土はこちら
株も健康にすくすく成長し、葉も綺麗な色になるのですごくお勧めです。

evo-多肉サボテンが元気に育つ土

肥料

成長期の夏に薄めた液肥を与えます
用土によく醗酵した有機質肥料やマグァンプKなどの緩効性肥料をごく少量混ぜ込んでおいても良いでしょう。

〔🌱 私のおすすめ肥料はこちら

evo-多肉植物とサボテンが元気に育つ水

剪定

パキポディウム・サキュレンタムは剪定することで新たな目が出てきます。
剪定を行うと葉による吸い上げがなくなるため塊根部が太りやすくなります
生育期の初夏が良いタイミングです。

交配

複数の株で花が咲いたら交配により種子を残すことができます。
ポイントは、できる限り雄しべが乾いている午前に交配させること。
雄しべと雌しべを残して花びらを取ると作業がしやすいです。

病気・害虫対策

風通しの悪い場所に置くとカイガラムシが発生しやすくなります。
カイガラムシの特徴と付いてしまった時の対策は次の通りです!

カイガラムシの特徴と対策

[box05 title=”特徴”]

  • 風通しが悪いと発生しやすい
  • 放置すると繁殖&すす病などの原因にもなる[/box05]

[box04 title=”対策”]

  • 幼虫のうちに早期駆除!
  • 成虫は殻で覆われており薬剤が効きにくいため、歯ブラシ等で除去する[/box04]

万が一、害虫が発生してしまったときは、殺虫剤を使用しましょう

〔🧴 私のおすすめ殺虫剤はこちら

ベニカXファインスプレー

まとめ

パキポディウム・サキュレンタムは、耐暑性・耐寒性に優れた、とても育てやすい塊根植物です!

  • 日光と風通しをしっかり確保
  • 夏と冬の水やり管理を意識
  • 剪定により塊根を太らせる楽しみ方も!

今後も【パキポディウム・サキュレンタムの成長日記】として、成長の様子を更新していく予定なので、是非また見にきてくださいね!

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カメラ好き建築士パパ
妻と娘と3人暮らし、ゼネコンに勤める一級建築士として、まちづくりに携わりながら、子育てに奮闘する30代サラリーマン
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